故障したiPhoneは修理しなくても使えるのか

画面が故障したiPhoneたち

とあるネット記事にて・・
「iPhoneが壊れても、61.2%のユーザーがそのまま使い続けている」ということを知りました。

今回は、破損箇所や症状ごとに
そのまま使い続けることの危険度と、当店からのアドバイスをお伝えしたいと思います。

画面(ガラス割れ)  危険度★★☆☆☆

画面のガラスのみが割れている状態です。
さらなる衝撃などが無ければ、とりあえず使うことはできると思います。

※この状態でiPhoneを操作すると、指を負傷してしまうリスクがあるため、使用するなら100均のガラスフィルムを貼った方がいいと思います。

画面(液晶不良)  危険度★★★★☆

液晶漏れ・縦線・タッチ不良・ブラックアウトなどが起こっている状態です。
まともに操作できないでしょうし、これはすぐにでも修理した方がいいです。

↑いずれの状態でも、ゴーストタッチが起こって、iPhoneを初期化しないと使えなくなるリスクがあります。
修理店へ持ち込むまでの間も、可能であれば電源を切った方がいいです。

バッテリー膨張 危険度★★★★★

バッテリーの膨張が始まると、少しづつ画面が浮いてきます。つまり画面まで破損してしまうリスクがあるので、早めにバッテリーを交換した方がいいです。
また、リチウムイオンバッテリーが物理的に損傷してしまうと、発火の恐れがあります。
リチウムイオンバッテリーが原因の事故や火災は世界中で起こっているため、危険度は最大です。

カメラ故障 危険度★☆☆☆☆

打ちどころが悪いと、カメラでまともに撮影ができなくなることがあります。
「ジージー」という異音が出ることもありますが、異音が気にならない方・カメラを使用しない方であれば、そのまま使うこともできると思います。

カメラレンズ割れ 危険度★★☆☆☆

単なるヒビ割れであれば、そのまま使うのもアリです。
ただし、ガラスが欠けている場合は、欠けている部分から水やホコリが入ってしまうので、早めに修理した方がいいです。

ドックコネクタ 危険度★★★☆☆

差込み口の劣化によりまともに充電しなくなった場合、置くだけ充電に切り替えて使用することができます。
ただし、衝撃や水没によって故障した場合は要注意です。マイクが使用できなくなったり、時間差でリンゴループという症状が起こり、iPhoneを使用できなくなることがあります。

インカメ、近接センサー 危険度★★★☆☆

iPhoneX以降の機種にて故障した場合、Face IDが使えなくなります。その場合でもパスコードにてiPhoneを使用できるので、そのまま使う方もいらっしゃいます。
故障の度合いによっては、リンゴループが発生しiPhoneが使えなくなるので、万全を期すのであれば修理した方がいいです。(Face IDは復旧できません)

ホームボタン 危険度★☆☆☆☆

破損してもAssistiveTouchがあるので、そのまま使用できます。
こちらもリンゴループの原因となる場合がありますが、起こる確率は少ないです。

背面ガラス 危険度★★☆☆☆

割れても、ケースに入れて使用できます。
ただし水にはご注意ください。

最後に

以上、それぞれの故障箇所や症状についての当店の見解・アドバイスを綴ってみました。

故障してもそのまま使い続ける理由は、「修理費用が高額である」というのが多いそうです。

当店では、他店より安価に修理できるよう料金設定や割引に力を入れております。

修理が必要と判断された場合は、お気軽にお問い合わせください。

みなさまの素敵なiPhoneライフに、微力ではありますがお力添えができればと思います。

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